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日本は、昭和末期から平成初期にかけて、バブル期を迎え、経済は最高潮に達しました。しかし、その後バブルが崩壊、10余年もの間長い平成不況が続き、業績の悪化、倒産企業の続出、失業者も増大など暗いニュースが飛び交いました。
企業は生き残りをかけ、機械化を推進し、または安価な労働力を求め海外へ進出するなど、ありとあらゆるコストダウンの手段を講じてきました。それは、われわれの『バフ研磨業界』も例外ではありませんでした。
そのため、日を追うごとに『バフ研磨技術』の担い手は減少、急激な早さで『バフ研磨業界』の高齢化が進んでおり、このままでは日本の『バフ研磨技術』は間違いなく衰退します。
わたしたちはこの状況をこのまま見過ごすわけにはいきません。それはなぜか？いくら『バフ研磨技術』の機械化や海外流出が進もうが、『日本のバフ研磨職人の技術』は機械に勝り、『海外の技術』では、日本人の納得する製品は作れないからです。

『世界一』と称される日本の『バフ研磨技術』は、日本人が世界から賞賛された“おもてなしの精神”そのものであり、他の誰でもないわたしたち日本人が受け継いでいかなければならない技術だと思います。
“職人たち”が築き上げたこの『世界に誇るバフ研磨技術』を閉ざすことなく、未来へ伝承していくことは、業界にいるわれわれに与えられた使命です。
われわれ『安芸磨輝道』は、技術者の育成訓練の実施、学校教育への参画、地域社会や行政と連携したイベント等への参加、職業体験を実施するなどの活動を地域社会と連携してバフ研磨技術が“人に喜びと夢をあたえる”ことを伝えてまいります。

• 世界に誇る日本のバフ研磨業界を守る活動を行うとともに、
• 次世代にわたりバフ研磨技術を伝承する活動を通じ、
• 地域、そして日本の社会に貢献します。